昨日はぐっと気温が上がって、すだれを下ろした僕らの寝室で盃はロランバルトを読みかけて寝入ってしまったらしい。

家をでると、我が家の雨樋の配水管に稲葉さん言う所のタコ張り紙(タコ足ビラとも言う)が貼られていた。電話番号は伏せたが,家事、介護、子守り、庭仕事何でもやってくれるそうなので必要な方は当方にご連絡を。

てなわけで,バスに乗ってパリへ。

で,ギャラリーもバカンスが開けてシーズンイン。
13区の画廊街。
Art comcept 画廊、Michel Blazy個展。
絨毯にでんでん虫の描いた抽象画?まあこういった生物化学現象みたいなのを作品化する人で,かなりフランス国内的には有名でなんか面白いような気がするけどなんかだまされてるような気がする。生物学,化学,物理学の最前線で行われている物は多分もっと崇高で美しくめくるめくような物に違いない。

Praz Delavallade画廊、Marc Bauer個展
二つあるスペースのうち,こっちはこんな壁画。

もう一つのは大きなデッサン,デッサンが良かった。

gb agency画廊、Platchaya Phinthong個展
バンコク在住のタイ人アーチスト。展覧会期間中に変化するもの、たとえば,ジンバブエの1メート正方に積み重ねられたお札(インフレでものすごい勢いで暴落していると言う例の)とか空気に触れると消えてしまうインクで壁に書かれたテクストなど。でも好きだったのはこの写真。草むらに落ちていた鏡の破片に映る空。

Air de Paris画廊、La suite(続き、脈絡)と題されたグループ展。これはM/Mの作品。

さて,で,電車に乗ってマレーに移動。マレー地区はまだ全部が再開していなかった。で、
Thaddaeus Ropac画廊、リーウーファン個展。ご本人もいらっしゃってがんばってらっしゃるようだが,僕にはこのての物はよう分からん。最近流行の禅とかいってデパートのウィンドウディスプレーにしか見えん。

近所のJaeger Bucherと言う画廊で新宮晋さんが個展していらしゃった。以前も以前僕が大学で助手をしていた頃、僕の先生の同級生と言うことで大学で集中講義していただいてその時お世話させていただいた。作品に人柄でて軽やかで柔らかく明るいとてもいい方だった。

Hussnot画廊、Mike Kelly個展。
何でもやっちゃうの先駆けみたいな人で以降亜流が一杯でたと思うけど結局この人はやっぱり,何やっても体質的なへんてこがあって,ああ本物だなあと思う。
シティーオブグラス。

見る角度で画像が消えたり映ったりするライトボックス。

キッチュカリフォルニアン禅庭?テレビには動き生長するカラフルな植物。

Marian Goodman画廊。Annette Messager個展。
これはひどい,身体の一部がプリントされた大きなクッションが空気で膨らんだりしぼんだりする。ただのお化け屋敷だ。ここにはアートのアの字も無くてただなんというか、、、効果、みたいな物しか無い。画廊の中でなければみんな笑ってしまう、人を驚かそうとして笑われてしまう、そんなもの。

ほそき