12/03/2010/薄曇り

一昨々日,今度の展覧会- de la marche -(歩く事について)展に参加していただく森田サチコさんが住むAngersの街に作品を受け取りに伺った。

旅立ちはモンパルナス駅。

とてもいい天気,日差しはすっかり春。

ルマンで乗り換え,ここでちょっとアクシデント。

50分ほど遅れてアンジェに到着。アンジェはスレートの生産地と言う事で至る所でこんな壁に出くわす。

で,遅刻してついた予約してあったレストランでもうおしまいと言われ,,,仕方なく近所のブラッスリーに入る。劇場広場に面した立派なブラッスリー。

窓の向こうに見えるのが劇場。

料理はいまいちだったけど,さすがロワールワインの生産地,この白はうまかった。相棒と二人,白はこれ系の蜂蜜の味が好きなのだと確認。

アンジェは豊かな街らしく,アールデコの建て物が今はクラブ。

中世からあるような木組みの花屋さんの柱にアダム発見。

もちろんイブも。

春霞にかすむカテドラル。

カテドラル正面。

待ち合わせの場所はアンジェ城。

待ち合わせの時間までアンジェ城訪問。

黙示録のタピスリーで有名らしい。たしかにすごい。

屋上庭園にはぶどう畑やハーブ畑があった。

上から眺めていると森田さん発見。

城門をぬけて森田さんと再会。

森田さんに案内してもらいながらアンジェ散策。

森田さんのお宅の近くに売りギャラリー発見。

森田さん,アパートの隣にスタジオも構えて環境が整ってきていい感じ。おいしいケーキと紅茶ごちそうさま。

翌朝はお土産に貰ったトウモロコシパン。アンジェでいただいたケーキ類は素材の味がしっかり濃くてこういう物でもパリとはやっぱりトレンドが違う物なんだなあと思った。心の芯に届く美味しさ。

一昨日はカルチェ財団にタケシ展。

地下の絵だけでも展覧会開けると思うけどきっと彼が芸人として育った浅草や,浅草花屋敷の喧噪を作りたかったんだと思う。とびきりのサービス精神の持ち主。

昨日までちょっとばたばた,そのばたばたの元を終わらせて隣町のアートセンターによった。

Espace Julio Gonzales,Emma Marig個展。

紙にしみを付けたりちぎったりはったりして見えてくる風景,地図。

地図の中を歩くのはご本人だろうか?チリ出身でフランスで活躍されているようだ。

ほそき

07/03/2010/晴れ

昨日は,嬉しい事があってお祝いにクレマンで乾杯。レバー、砂肝、生牡蠣。

このあとネギマを挟んでにぎり寿司。いつもは僕が握るのだが今回は相棒が握ってくれた,彼女の方がてが小さいせいかうまいみたい,ちょっと悔しい。ネタは,マグロ,しめ鯖,鯵,ヒラメとホタテ。

今日のお昼は,昨日の朝市で豚肉屋さんがバカンス前で売りつくそうとヒレ肉を安くしてくれると言うので買ってしまった,それで勝つサンド。クレッソンとつなぎに使った卵も捨てずにオムレツにしてはさんだ。

ほそき

06/03/2010/晴れ

朝市に行った。

茹でエビと,初物の白アスパラ,それとラルド(冷凍していたのを食べきってしまった,また買いにいかなければ)、左にちらっと見えるのはミニビーツ。

手前がヒメジのフリチュール、奥は,去年のくれだったか朝市の八百屋さんと隣にいたおばさんがアンディーブをバターとハムで炒めるだけで美味しいと話していたのを小耳にはさんだのを工夫して,いつもはアンディーブをオーブンで焼いてその後フライパンでバターとハム炒めたのを皿に盛ってエメンタルチーズをふりかけてオーブンで焼く,つまりベシャメルソース抜きの簡単、手抜きアンディーブグラタンなのをこの日はエメンタルが少ししかなくて,冷蔵庫に残っていたゴルゴンゾーラをたっぷり塗って最後に少しエメンタルを振りかけて表面を焼いた一品は,ベシャメルソースはゴルゴンゾーラがない時の苦肉の策かとも思われる調和の良さで,手抜き簡単つまみが,”料理”と言うものに格が上がった感じ。こしょうを少々ふってお試しあれ。白ワインと合う一品。

ほそき

03/03/2010/晴れ

昨日は相棒と,パリをぶらぶら。

BHVの蛍光灯本体は8,9ユーロ。これから時々、こんなあんまり役に立たない情報を載せていこうかと思う。

以前,この街に住む御家族がPssage du grand cerfにお店を持っていると書いたがやっと通りがかってきた。外観素敵なお店である,お近くにお寄りの節はのぞいてあげてください。

日が長くなってきた。

オーベール界隈で用事を済ませて,いつものワインバーで1本開けて,久しぶりに日本人街でラーメンなぞ食べてまたぶらぶら。

水たまりに逆さエッフェル塔。

ほそき

24/02/2010/晴れとザンザン降りと

まったくひどい天気,気圧配置の変わり目。

昨日は画廊周り。

Anne Barrault 画廊、Catharina van Eetvelde個展。コンピューターで描かれたフリーハンドのような線のドローイング。

Polaris画廊、Clemance vanLunen個展。最近どっかで見たような,でかくごつく持ったりした陶彫刻。

その並びの初めて入った画廊。Jean Rochdard画廊、Michael Scoggins個展。

落書きしたノートをビリッと破って,,,でもすごく大きい。何となく良さそうに見えるけど,本当はこれではいけないんじゃないかなあ、アートとして成立するには。

Thaddaeus Ropac画廊、Ali Banisadr個展,現代のブリューゲルかボッシュか,と言う雰囲気なのだが、、、。全体の色が持つ眼福感はあるけどディテールは,まあそれが現代的と言う事なのかもしれんがささっと描かれていて、、、。

Yvon Lambert画廊、Michael Brown展。全部金属で出来たビーチ椅子,椅子の座面の編んだ所と言うかそれが破れてほどけた所も再現してある。でも空き缶はただの空き缶に見えるのだが,いやそれがよしんばやはり作られたものだとしてもやっぱりここまで作るとただのラベルをプリント前の空き缶でしかないんだと思うが。なんか微妙。

Ian Wallas、これはKen Lumでしたっけ,横の色の部分に何かそれらしいセリフとか入るとそのまんまという感じで、いやけっしてKen Lumの専売特許とかそう言う事が言いたいのでゃなくて、Ken Lum別に好きでないし。

Xippas画廊、Yves Belorgeyという絵描きさんが(どうやら日本に取材した絵のシリーズらしく、それでか知らんが)、にしじま あつしさんと言う日本人アーチストを招待した二人展と言う事だ。

これがその日本の風景,確かに僕の実家の近所もこんなだ。

でも油絵よりデッサンの方がずっといい。

で,にしじまさんの作品。は,音にまつわる事どものオブジェを数点展示。

Chantal Crousel画廊、Jose Maria Siccilia個展 。今回画廊回って好きだった展覧会会。薄い大理石を薄く削って所々半球上にぽこりぽこりとレリーフに彫ってある。

これも同じくらいの厚さのブロンズだと思うのだが,たたいたのかいい感じのでこぼこで,そこに言葉を引っ掻いて腐食させてそれを磨いてほとんど読めないくらいにしていて。

それとこの奥のキャンバスの幾何学模様の上にランダムに木炭のような素材でぽちぽちぱらぱらとタッチが施してあるのと。そんな展覧会。なんというか”見えない”と言う事にこだわっている感じ,でもきっとそれはまたはっきりと見えると言う事もよく知っているから出来る事なのだろう。

Laurent Godin画廊、Rajak Ohanian個展。滝壺を上から撮って左右対称に焼き付けると曼荼羅に見えたり、、、。

動物やら怪物やらの顔に見える,,,と言う事を発見した、、、ということなんだろう。きれいだったけど。

Polad Hardouin画廊、Orlando Mosyn Owen個展。なんかいい。

地下では画廊の作家たちのドロウウィングを混ぜこぜで展示,実際同じアトリエで一緒に描いたりしたらしいビデオも流れていた。

Nelson Freeman画廊、Sofia Hulten展左下のには古い木材に白いペンキがたれている,奥の写真は切り離されたシャツの袖を青くしたもの。

二階のWolfgang Ploger展中央の蛍光とに巻き付いてくるくると投影される色のイメージ。このあと人に会って,同じ作家だと思って語ってしまった、かっこわる。でも下の階にもSofia Hultenさんのオブジェの延長上に蛍光灯に巻き付けた8ミリフィルムのオブジェが展示されてててっきり、、、、。かっこわりい。

Agnes b画廊、どうやら,今大々的に各所で展覧会をしているボルタンスキーしに対するオマージュ展らしいのだが、パロッていると言うのか、小馬鹿にしているような印象を持ったのは僕だけだろうか?

Espace Culturel Bertin Poiree、Benedicte Plaige個展。

和紙の中央に,小さく風景の写真を写し込んで樹脂を染ませて透明にした作品のシリーズ。

8-12 rue bertin poiree75001Paris,日曜休み,3月6日まで。

で、昨年秋、隣町のワインフェアで買ったアヒルの首のファルシーの缶詰を開けた。

缶詰から取り出した所、脂がとろりとまとわりついてハリウッドの特殊メイクのような雰囲気。

それを薄切りにしてフライパンさっと揚げるように焼いて出来上がり。うまい!

ワインはこれ。開くほどに美味しくなるワインだった。

ほそき

21/02/2010/薄曇り

昨日は晴れて日差しが暖かく散歩がてら見たかった展覧会をとパリに出た。

最初に行ったのはマイヨール美術館でC’est la vie(これが人生さ)、サブタイトルにヴァニテ(ヴァニタス、虚栄,空虚)をテーマにカラバジオからダミアンハーストまでと言うのが見たかったにだが,土曜で久しぶりの日差しに人の列で早々にあきらめてグランパレに向かった。と,通りがかりにラテンアメリカ文化会館でGeometrie hors limites(限界の外の幾何学)と言う展覧会をやっていたのでのぞいてみた。Jean et Colette Cherquiと言う人のコレクションだそうで,抽象画やオプアートばかり。

中南米の抽象画家の巨匠らしい。

geometriehorslimites

地下のこの部屋はどれもボタンを押すとランプが点滅したり回転したりするものが集められていた。

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ちとクレーモドキすぎる。

kleemodoki

レストランまであった。ここはアソシエーション(日本で言うNPO?)で会員しか使えないらしいが。

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さてグランパレに向かう道すがら。

額屋さん,日本では考えられないくらいフランスには額屋さんがそこかしこにある。

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Sainte Clotilde教会。

steclotilde

アレクサンドル3世橋。

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やってきましたグランパレ。ボルタンスキー展。ここも人の列が長々としていたが,美術家協会のカードでずる入り、心が痛む。

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クレーンの赤い爪が服をわしづかみにして上に持ち上げては落とす行為を繰り返す。

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心臓の鼓動がずっとこだまする迫力のある展示だったけど,昼間の朗らかな日和で見たせいかなんかピンとこない。

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で,出てふと見るとお向かいのプチパレでEloge du negatif(陰画をたたえて)と言う展覧会が面白そうで入ってみた。

イタリアの初期の写真をネガを中心に展示。初期の写真なのでどれも大判でネガを見ているだけで眼福感がある。

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上のネガのプリント。

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オペラまで買い物市に歩くとこんなものを発見。工事現場隠しである,最近こういうのはやりなのかマドレーヌでは抽象画の大きな工事隠しがあったけど。ライトの落水荘のもじり?下を歩くと水の音までしていた。

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ほそき

20/02/2010/朝方雪が降ったようだが、、、

今朝目覚めたときは(最近盃のおかげで僕らにしては早起きが続いている、と言っても9時頃だが)結構な雨で,朝食後市場に行こうと家を出る頃には晴れていたが,公園の芝生に雪が積もっていた。

でも日差しが暖かい。冬の一番きびしい峠はすぎたようだ。

先日ピカソ公園に鴨がきていた。

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一昨日は,季節の変わり目か雨と晴れ間とめまぐるしく,それで虹が出ていた。夕方小腹が空いてパン屋にコロッケなど買いにに出た頃、人生でも一番と言えるほどはっきりした虹が出た。でもカメラ持っていなくて残念。変える頃には消えていたがしばらくしたら寝室の窓からまた見えてると相棒に言われてとったのがこの写真。

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先週の市場で、以前エマニュエルが夕飯に呼んでくれた時に作ってくれた手製タラマが美味しくて、それをを作ろうと魚の卵(何の魚か分からない)を買ってきたはいいけど,すごく大きくて一応塩漬けして見たはいいけどあまりの大きさにうんざり、タラマのレシピもいまいちピンと来るのがなくて持て余してた。それを今日のお昼に落合レシピのからすみパスタの応用で作ってみたらこれが美味しく出来て勇気百倍。おじさんの形見に貰った不細工な置物がお宝探偵団で高値がついたらこんな気分だろう。今日はクレッソンを入れたけど多分菜の花やルッコラがいけると思う。

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ほそき