06.04.2004

早朝パリCDG空港に着き、RER/B線で細木さんの眠る(生きてる)ROOMを目指してジャンティ駅に直行。春のパリ。天気が良くて気持ちいい。シンガポールのスチームバスのような空気とは違い、肌をちょっと刺すような朝のひんやりした乾いた空気が心地よい。電車の窓から見上げるパリの空はとても高く、こんな日はいい事しか思い出せない。この時期にヨーロッパに来ると、ここより良い場所はない気さえする。バンコクからカバンに入っていた缶コーヒー2本。狭い座席で荷物に囲まれたトヨシマくんと向かい合い、いやあヨーロッパやね、とは言わずともそんな感じで乗りなれないパリの朝の通勤電車で甘いタイの缶コーヒーを飲む。B線は街の中心地を縦断するので、この時間はシャルル・ドゴール空港からの旅行客と日常を生きる通勤客が混じり合う。そんな人たちと相席になり、お互いの違った時間が交差する。ROOMのベルを鳴らすと、細木さんは意外とぐずらず起きてくる。そして、コーヒーまでいれてくれる。この人もまた違う時間を生きている。1時間ほどするとgrafのロンドン事務所所長の前田ちゃんもロンドンから合流。みんなでコレットのサラに会いに行く。それぞれ以前からメールのやり取りはしていたのに、彼女に会うのはみんな初めて。ほんとに感じのいい人でいろんな提案をしてくれる。ポール・デイヴィスの本までいただく。分かれ際に、あなたたちって本当に日本人?名刺はくれないの?と彼女が笑いながら名刺をくれる。トヨシマくんがパリと言えばサラダが食べたい、ということでカフェでサラダを食べてからパレイドトキオに向かう。ここは天井が高く自然光が存分に入り、明るい美術館の所々で小学生の授業が行われている。作品も小学生もたくさん光を浴びて眩しいほどに輝いている。夜はROOMにアーティストたちが集い、クスクスとBBQ。美術館にも作品のあるマイケル・リンに電話してみると、彼はアメリカのセントルイス美術館で個展の準備をしているというのでBBQには来られない。トヨシマくんはフランス語訛りの日本語でボソボソ独り言を言いながら、羊肉をかなり上手に焼いていた。

コメント(1)

大阪へ帰ってきたときは旅の途中みたいやったけど、いまではもう1年前みたい。でも、この書き込み欄、全部文字化けしてるからちゃんと書けているかわからない。

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