Archive for 7月, 2007

24 july 2007




Box Of Dub


Soul Jazz Recordingsからリリースされたダブステップのコンピ。
Skream、Digital Mystikz、Kode9、Burial、Scubaなどダブステップ・シーンお馴染みのアーティストの未発表曲が中心。
上記のアーティスト達が作り上げた、沈み込むように重いベース、複雑なドラム・パターンのダブステップのスタイルをもうひと捻りした感じのTayo meets Acid Rockers Uptown、King Midas Soundの2つの謎のグループが目新しい。
ダブステップのコンピはいろいろ出ているけど、さらに進化したネクスト・ステップを感じさせてくれるところはさすがSoul Jazzのセレクション。





Dizzee Rascal / Maths + English


グライム界のカリスマと言われるMC、Dizzee Rascalのホットな新作がXLからリリース。
ヒップホップにブレイクビーツ、ガラージ、ロックなどを取り込んだボーダレスなサウンドに攻撃的なラップがのっかり、その暴力性とポピュラリティを併せ持つところは全盛期のProdigyを彷彿させたりもする。
Matthew Herbertがフルートとキーボードで参加、Lily Allenも。
Arctic Monkeyをサンプリングした『temptation』、ハードロックを下敷きにした『sirens』などロック色の強い曲からハイパーなドラムンベースまで全方位的に楽しめる注目盤。サンプリングのネタが面白い。




15 july 2007


People Press Play / People Press Play


デンマーク発、Opiateを含むエレクトロニカ系のアーティスト4人からなるコラボ(?)バンド。
透明感のある女性ヴォーカルをフィーチャーし、ギターを中心に生楽器を取り入れた暖かみのあるサウンドながら、ダビーでミニマル感もあり、奥行きのあるアヴァン・ポップ。
すでにソロで有名なアーティスト達によるプロジェクトのせいか、デビュー・アルバムといっても新人とは思えないこなれかたと安定感。幅広い層にアプローチしそう。
1曲目のスキャットの曲はどこかノスタルジックで、現代の新しいラウンジといってもいい。売るために結成されたグループだと思うけど、それにしてもうまいなぁ。





Dextro / Consequence Music


以前Border Communityからリリースした12″がとてもよかったのだけど、なぜかその後レーベルをGronlandに移し、リリースされたのがこのアルバム。
きらびやかなシンセやコーラスが過剰に重なり合い、壮大なサウンドスケープを描く様はシューゲイザーというよりアンビエント/ニューエイジっぽいところもあって、Ulrich Shunaussにどことなく似ている。シングル『hearts and minds』はAnticonのAliasやWarpのClarkがリミックス。
このアルバム、独特の世界観があって好きだけど、Border Community在籍時の12″に比べると音にエッジさがなくなったような気がする。エンジニアのせい?