Archive for 1月, 2007

23 january 2007




Burial / Burial


Kode9というエンジニアがクリエイトするダブステップがロンドンで盛り上がってると聞いて気になっていたのが、Kode9主宰のhyperdubレーベルの作品。CDナンバーからするとこのアルバムがレーベル第一弾のようだ。
ダブといっても一頃はやったG-Stone周辺のまったりジャジーなダブではなく、かといってミニマルダブとも違うし、Kode9のミックスはエレクトロニカをはじめ様々なジャンルを内包すると同時に初期のジャングルやトリップホップを彷彿させるような攻撃性と高揚感も備えている。
ウィーンのStereotypが昨年リリースしたアルバムが、ダブステップの流れの中でポップでコマーシャルな場所にあるとしたら、Kode9のBurialはアンダーグラウンドに位置するだろう。全体的に重くディープでミステリアスな印象のアルバム。
このレーベル、すごく気になる。





The Lonely Hunters / The Final Touch


Scott Herren(prefuse73)のレーベルからリリースされた女性ソロ・ユニットのデビュー作。リズムのない曲が多く、幾層にも細かく重なる電子音が空間を埋め尽くす、叙情性と凶暴さを併せ持ったアルバム。中には退屈に感じてしまう曲もあるけど、ノイジーな轟音ギターが響くシューゲイザー系の曲はかっこいい。昨年リリースされたNathan Fakeのアルバムの中にもそういう曲があったけど、My Bloody Valentineが再現した’60年代のサイケデリアを彷彿させる。
アルバム最後のほうは耳を澄まさないと聴こえないぐらい音のない状態で、その抑制された音にはかえって爆発的なエネルギーを感じた。
Scott Herrenが参加しているせいだろうか、Savath&Savalasほどポップではないにしろ同じ匂いがする。