singles
このあいだ日本に帰ったとき、実家に置いてあるCDを少し持ってきた。いつもパリに何を持って帰るか悩むのだけど、今回は’90年前後に買ったマキシシングルと’70年代のクラウトロックをピックアップ。これはそのマキシシングルの一部。
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A Man Called Adam / The Chrono Psionic Interface
A Man Called Adamの’91年リリース作品。Big Lifeから。
ピアノやアコースティックギターによるジャズのフレーズがきいたアンビエントな4つ打ちハウス。そういえば当時そんなハウスが流行ったっけ。Larry Heardにも通じる。
ややスローテンポ気味のAndrew Weatherallのまったりフェチなリミックスが違う味わいを添えている。
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Coldcut / Autumn Leaves
リリース前にメーカーからもらったCDで、limited editionと書いてあるものの、ただ曲名を書いた紙きれ1枚が入っているだけなので何年に出たのかわからないけど、’90年前後だったような?
『Autumn Leaves』のfull rub、naked、radio edit他4曲。このCDは表面に印刷も何もされていないから、パソコンに読み込んでみてわかったのだけど、曲順はめちゃくちゃ、おまけにジャケットとはタイトルの違う曲が入っていた。珍しいなぁ、こういうの。
Joseph Cosmaの『枯葉』のリメイクは数多くあるけれど、今まで聴いた中ではColdcutがリメイクしたものがいちばん気に入っている。ハスキーな女性ヴォーカルをグラウンドビートにのっけて、唄を素直に生かした、彼らにしてはストレートで思い切り正攻法な作り方をしている。ストリングスをドラマティックに使ったnaked versionがいい。
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LFO / Love Is The Message
LFOがまだWarpと契約する前にTommy Boyからリリースした作品で、アルバムヴァージョンとMoby、Beware of Bassのリミックスが収録されている。
リミックスよりオリジナルのほうがいいので、今となってはマキシとしての利用価値はあまりないかもしれない。
MobyがLFOのリミックスをやるなんて今の2人の音楽性の違いを考えたら意外だけど、この頃はMobyがミニマルなテクノを作っていたせいかあまり違和感を感じなかった。
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Neneh Cherry /I’ve Got You Under My Skin
Cole Porterの名曲『I’ve got you under my skin』をNeneh Cherryがリメイク、hiphopのゴッドファーザーAfrica Banbaataaがプロデュースした作品でextended mix、instrumental、David Z remixの3曲入り。’90年にCircaからリリースされている。
地を這うようにうねるベースとそれに負けない迫力のNeneh Cherryのラップ&ヴォーカルがかっこいい。
ジャケットの渋いアートワークも曲とぴったり。
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Bass-O-Matic / Ease on by
クレジットにWilliam Orbitの名前があるので、彼のプロジェクトのひとつだと思うのだけど、アルバム1枚を残して空中分解してしまった。
『ease on by』のリミックス他2曲入りのマキシ、’90年にVirginからリリースされている。タイトル曲は女性ヴォーカルをフィーチャーしたダブで、Orbitらしいアンビエントな仕上がり。Renegade Sound Waveのリミックスも。
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The Grid / Heartbeat
元Soft CellのDave BallのユニットThe Gridのシングル『heartbeat』をBrian Enoがリミックスした作品で、4曲全部Enoによるもの。’92年Virginから。
Enoはほぼ同時期にアルバム『Nerve net』も制作していて、ここでのリミックスワークとシンクロする出来映えだと思う。
アンビエントシリーズに比べてリズムも音もタイトでソリッドとはいえ、少ない音の中に最大限の技巧が凝らされたところはEnoの本領発揮という感じ。
アンビエントシリーズがマンネリ化し始め、プロデューサーワークは別にして彼自身の作品にはすっかり興味を失っていた頃だったから、このリミックスは驚きだった。
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Massive Attack / Unfinished sympathy
湾岸戦争の影響でMassive AttackがMassive名義で活動を余儀なくされた時期の作品。たしかメジャー契約後2枚目のマキシだったと思うのだけど、Virgin傘下のCircaからリリースされている。Paul Oakenfoldによるリミックス2曲とシングルヴァージョン、インストゥルメンタルを収録。
当時日本でも音楽業界人たちが大騒ぎしたけど、エポックメイキングな曲として未だ輝きを失っていない。
Paul Oakenfoldのリミックス2曲はMassive Attackのオリジナルに比べるとかなりマイルドで
個性に乏しく、物足りない気がしてしまう。
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Oleta Adams / Rhythm of life
‘90年PhonogramからリリースされたOleta Adamsの『Rhythm of life』は一世を風靡したグラウンドビート。William Orbitが手掛けたリミックス3曲にアコースティックなバラードが1曲収録されている。
William Orbitという人はヴォーカリストのプロデュースがとても巧い。Beth OrtonからAll Saints、Madonnaまでヒットチャートにも名を連ねるシンガー達の作品によって、’90年代トッププロデューサーの地位を築いた彼のプロデュース初期作品。
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St. Etienne / Only love can break your heart
日本でもフランスでも人気のあったSt. Etienneの’91年のシングル。creationから。Andrew Weatherallがリミックスした9分近いヴァージョンが面白い。原曲とはずいぶん違うイメージのヘヴィで暗めのダブが後半から次第に盛り上がっていく。この人って昔から変わらないなぁ。
St.EtienneとAndrew Weatherallなんてかなり意外な顔合わせじゃないかな。